一覧パレット

    一覧パレットでは、アイコンに含まれるすべての 色深度とサイズ を表示することができます。編集したい項目を一覧から選択するには、ただクリックするだけです。一覧の項目を他のものにコピーするには ドラッグアンドドロップ するだけで可能です。現在のアイコンに含まれる 形式 とアイコンの情報 (下記を御覧ください)に関する設定を行うことができます。パレットには、現在のアイコンの各種設定などを行う2つのボタンがあります。(これらの拡張機能についてはアイコンメニューにて御覧いただけます。)

    情報:情報ダイアログは、アイコンに関する各種設定をおこなうものです。最も重要なのはアイコンの形式を設定することです。どのような種類のアイコンを使用したいか、それによってアイコンの形式が決まってきます。(例:16色の画面では使用しないと仮定するならば、4ビットのアイコン一覧は必要ありません。) 追加点として、Mac OS のアイコンはリソースに ID や名前、属性などと一緒にファイルに保存されます。

    一覧に追加:このボタンは、アイコンを一覧に追加するショートカットとして使用できます。編集中のアイコンをそのままに、他の種類のアイコンに複製したりするのに便利です。オプションキーを押しながらこのボタンをクリックすると選択されたアイコンはデータソースとして一覧に追加されます。

プレビューパレット

    プレビューパレットは、編集中のアイコンが Finder 上で最終的にどのように表示されるかを簡単に確認できるものです。標準のパレットでは、現在のサイズと色深度で表示されますが、スライダーと数値入力ボックスで他のサイズに変更することが可能です。128 から64 ピクセルの間で1ピクセル単位で変更するか、16 x 12、16 x 16、32 x 32、48 x 48 の各ピクセルサイズ固定で変更できます。1ピクセル単位で変更する場合、その数値内で滑らかに表示サイズを変えて表示することができます。(これは Mac OS X でのアイコン表示方法と同様です。)

    このプレビューでは、アイコンの様々な状態をプレビューパレット最下部にあるオプションメニューから選択することができます。アイコンの標準状態/選択時の切り替えや、それらを異なる背景(デスクトップ、リスト表示、白背景、黒背景)に配置して表示することが可能です。

カラーパレット

    アイコン編集ウインドウで色見本を使用するのとは別に Iconographer には他の色選択方法があります。フローティングウインドウのカラーパレットをウインドウメニューから表示する(またその反対に隠す)ことが出来ます。このパレットは、前景色と背景色を選択するための一対の色見本と編集中のアイコンに使用されている色の情報、カーソルの位置情報とカラーピッカーで構成されています:

    RGB (赤、緑、青):一般的な赤、緑、青のスライダーによって設定します。各色の強度を変更することによって別の色を作成することが出来ます。(例えば、赤と緑を混ぜることによって黄色が作成されます。)作成する色の結果をわかりやすくするために各スライダーの下にプレビューカラーを表示しています。作成したい色の位置にスライダーを移動することによって簡単に好みの色を作成することが出来ます。

    HSV (色合い、彩度、値):色合い、彩度、値の各スライダーで設定する、もう一つの一般的な色選択方法です。色合いは、全体的な色の種類を、彩度はその色自体の強さ(弱くすると灰色から白へと変化していきます)、値は色の明るさを設定します。HSV も同様に作成する色の結果をわかりやすくするために各スライダーの下にプレビューカラーを表示しています。

    システムパレット: この色見本は現在編集中のアイコンの色深度とプラットフォームのシステム標準パレットです。Mac OS の 8-bit システム色見本の場合、6x6x6 の各色の集まりと、標準の RGB、グレースケールとアップルアイコンカラーを色見本として表示します。

    お気に入りパレット: この色見本は、あなたの好きな色を置いておき、あとで使用したりすることが出来るパレットです。前景色と背景色のどちらかを選択した状態で、パレットの空いている部分にマウスを移動しバケツアイコンになったらクリックすればそこへ保存することが出来ます。色を削除する場合には、コマンドを押しながら選択し、はさみアイコンになったらクリックして下さい。

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